人生の目的が分からず迷子になって動けずいる・何かモヤモヤしているって人注目~!
手帳やノート術の本が好きすぎて、20冊以上は読んでいるわたしが今一番おすすめしたい『自分を変えるノート術』を紹介します!
手帳術・ノート術を求めさまよっていたわたしが求めていたものが、この本にありました!
本の中身、実際にノートを書いてみて起こった変化を紹介します。
手帳術とかノート術とかが大好きすぎて、Howto 本は少なくとも20冊は読んでいる Non と申します。
人の手帳やノートを見ると、自分では思いつかないような手帳・ノート利用のアイデアや方法を知ることができて、すごく楽しいんですよね。
そういう本やYoutubeを観ることでまだわたしの知らない、でも画期的なものすごいアイデアを見つけられるんじゃないかと思って、情報を漁ることはずっとやめられなかったんです。
ただ、今回紹介する『自分を変えるノート術』を読んだことで、わたしの手帳・ノート術探しはいったん終わりにしてもいいかなと思えました。
本の簡単な内容と、わたしに起こった変化も併せてご紹介します。
『自分を変えるノート術』とは?
手帳術・ノート術といえば
・思考が整理できる
・自己分析ができる
・願いを叶えることができる
っていうのがよく書かれています。
『自分を変えるノート術』でも上記と同じような内容が書かれているんですが、この本は実際のノートの書き方が、他のノート術本と違うんですよね。
その具体例を抜粋して紹介します。
ノート時間を取るのは1回30分でOK
もちろん、最低限、という話ですが。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい』(ジュリア キャメロン (著), 菅 靖彦 (翻訳)/サンマーク出版)という本で紹介されている、モーニングページという「朝起きたときに思ったことをA4ノート3ページ書く」ノート術があります。
モーニングページを実際やろうとすると分かるのですが、A4ノート3ページを埋める文章を書こうとしたら、とても30分じゃ済まないんですよね。
わたしが以前試していたときは、少なくとも1時間以上かかるし、書いているうちに腕が痛くなってきてもう書きたくないって思ってしまうし、そもそも書く意味を考えてしまったりして余計に時間がかかり、忙しい朝にやってられなくて断念しました。
『自分を変えるノート術』では、とりあえず30分、思ったことを書き出しましょうとあります。
ノートのサイズや書き出す枚数は自由、思ったことを書いてもいいしテーマを決めて書いてもいいしで、ものすごく挑戦しやすいです。
わたしはテーマを決めて30分、A5サイズのノートに書いています。
書き出すと、思わぬ発見があったり自分の考えに気付いたりで収穫がありまくりでした。
「ノートには何でも書いていいよ!」って言われると、何を書けばいいか分からなくなって書けなくなっちゃう、って人もいるかと思います。
そういう人のために、どういうことを書けばいいかのテーマ例が『自分を変えるノート術』には沢山載っています。
わたしもそのテーマ例に添ってノートを書きすすめていきました。
何もないところからノートに書くテーマ考えるのが苦手な人、ノート初心者の人には是非とも読んでほしい!
色分けせず黒一色あればOK
ノートを書くときは色分けしたほうが分かりやすい、というのが世間一般の意見だと思います。
ただ、自分の考えを書き出しているときにその意見が重要かどうかって、書き出してる瞬間分からないと思いません?
書き出した後で色ペンで下線を引く、ぐらいまでなら分かるんですが、「今書き出したこのアイデアは重要なアイデアだから赤等の色ペンで書こう」ってなかなか思えなくて……。
色分けできないからノート取れないなってマジで諦めてました。
書くことで色分けしようと決めても、その色のペン持ってないときに書き込みたいことができたとき、書き込めなくてイライラしちゃうんですよね。
ところが『自分を変えるノート術』では黒一色のみ使うことを推奨しています。
色分けしなくていいと決めた瞬間、ノートを書くのに気負わなくて良くなり、手が動かせるようになりました。
別ページに書けばいいので余白は取っておかなくてOK
ノート術って大抵、「後から見返したときに書き込みができるよう、余白を取っておきましょう」って書いてあるんです。
ただ、わたしはどうしても、余白あるともったいないなぁ~って思ってしまって(ノート取るときはギチギチに詰めて書きたい派)。
余白もどれぐらい残せばいいのか分からないし、後から書き込むこともあんまりないしで、余白取る意味ないよなぁ~でも余白取れって本に書いてあるしなぁ~とかウダウダ考えてしまい、ノート書くのにストレスを感じていました。
『自分を変えるノート術』では、「何か追加で書きたいことがあれば新しいページに書けばいいので余白は取らなくて良い」とハッキリ書いてくれていて、冗談抜きでわたしの心が軽くなりました。
自分が書きたいようにビッシリ書いてもいいんだ! って思えたのがとても良かったです。
インデックスページは不要、何度でも同じテーマで書いてOK
『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』(ライダー・キャロル (著), 栗木さつき (翻訳)/ダイヤモンド社)という本があります。
ここで紹介されるのは、ノートに手書きで予定や to do リストやメモ等をシステマチックに記録し整理していくというノート術です。
このバレッドジャーナル、やろうとするとまずインデックスページを作りましょう、から入ります(いわゆる目次ページってやつですね)。
ズボラにはノートの枚数数えて書き込むのも、最初のページにページ数とテーマをチマチマ書いていくのも、地味にストレスでして。
大体が、インデックスを何ページ取るか考えたりするのもかったるい。
余白は嫌いだってのに、皆どれだけ余白を作らせるんだよ! と腹を立ててました。
その点、この『自分を変えるノート術』は、インデックスページは不要、とこれまたあっさりしています。
頭の中にある思考を書き出す、が1番メインなので、見返すための目次はいらないってことなんだそう。
あと、別ページに書けばOKという項目にも関連してくるのですが、同じテーマで何回もノートを書いていいし、新しいページに書いたってOK、というスタンスなんですね。
ズボラにはおしゃれに書こうとするところも含め、バレッドジャーナルって挫折しかないんじゃないかと思ってましたが、『自分を変えるノート術』とバレッドジャーナルの書き方を参考にしつつノートを書いていくと、良い変化が起こりました。
『自分を変えるノート術』に出会ってからの変化
この本に出会ってノートを書き始めて、わたしに起こった変化をご紹介。
集中力がついた
ノートを書かず家でダラダラしていた頃は、何かをやろうとしてもすぐに Youtube の動画を観る余計な時間が生まれたり、すぐにスマホをいじったりして、時間を無駄に過ごしてしまっていました。
やろうとしたことは結果できず、あぁ、自分はなんてダメな人間なんだろう……と自己嫌悪しながらまた無駄に夜中も動画を見ながら時間をつぶして、寝不足で次の日慌てる……なんていうダメダメサイクルにハマって抜け出せなくなっていました。
『自分を変えるノート術』では、スマホや邪魔になりそうなものは持たず、ノートとペンだけ持ってカフェに行き、短い時間でもノートを書こう、と書かれています。
(わたしは、スマホなしは何かあったときに怖いので流石に持っていきますが、カバンからは出さないと決めて持っています)
その通りにやると、手帳と向き合っているときに中断する物事が何もないので、めちゃくちゃ集中できます。
気付いたらノートを書いて1時間経ってた、なんてザラです。
こんなに集中できたのって、中学生ぐらいの頃以来かもしれません。
わたしも案外やれるんじゃん! と前向きな気持ちになれて、自己肯定感が上がるのも良いポイントです。
思考整理って本当にできるんやな……
紙(ノート)に思ってることを書き出すだけで思考整理なんかできるんか? と思ってました。
正直、ナメてました。
でも自分の好きなノートに、黒一色で、自由に思ったことを書いていく、って本の通りやり始めると、思考整理されていく実感がわきました。
それまでは仕事についてめちゃくちゃ悩んでいたんですが、ノートに書き出すことで悩みを客観視できて、そこまで真剣に考える必要がないってことに気付けました。
仕事がストレス過ぎてもう辞めようかなと思ってたんですが、今はかなり楽な気持ちで勤務できています。
頭の中でごちゃごちゃ考えてるからまとまらないんですよね。
紙に書き出しちゃえば意外となんてことない内容だった! ってことが頻発してます。
悩みも少なくなりました。
時間の有効活用・行動に移せるようになる
以前に比べると、スマホやら Youtube やらでダラダラ過ごしてしまう時間がグッと減りました。
「やろっかな~どうしよっかな~でもな~」
とかウダウダやってる時間が少なくなって、行動に起こせるようになったと思います。
やらなきゃと思っていたブログも再開できたし、副業の開業届を出しに税務署へ行くこともできました。
開業届は2,3年越しのスタートでして、やっと重い腰を上げることができたので、本当に良かったです。
外出することが楽しくなった
『自分を変えるノート術』では、カフェやホテルに行ってノートを書くように、と書かれています。
わたしはまだホテルに一人で行ったことはありませんが、カフェにはノートを持ってよく行くようになりました。
美味しいコーヒーを飲みながら自分を高めることができて、充実感が半端ないです。
結果も伴ってきているので、更に好循環が生まれるんですよね。
まとめ
いろいろな手帳術・ノート術の本を読んできましたが、一番納得感があって、実践しやすい本だと思いました。
是非、『自分を変えるノート術』のノート術の部分をしっかりと読みこんで、実際にノートを書くことをやってみてほしいです。
ズボラなわたしでも以下の部分で変わることができました。
・できたことで自己肯定感が上がる
・頭の中で考えるだけじゃなくて行動に移せるようになる
・良い結果が生まれる
Kindle Unlimited の読み放題対象でもあるので、本来は1,650円のところ、月980円で読める本のうちの一冊です。
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